ボッチャで日本人選手初めての金メダル獲得!

昨日の夕方、ponsharaは興奮した。脳性麻痺のしょうがいだろう。杉村英孝選手がリオの金メダリストタイの選手に完勝した。なんという正確無比な投球術。そして一番有効な場所にピタリと止める神業。その神の手は、握力が10kgもないのだそうだ。

健常者でも、ここまでの投球術を身につけることは難しいだろう。彼がその不自由な体に、自由な発想と想像力と素晴らしい能力を秘めていることが、世界中に知られたことだろう。

 

また、パラリンピックのとくに競泳競技の四肢欠損の選手たちの力泳に、驚かされた。山田美幸さん、鈴木孝幸さん。足が短くとも、手指がなくとも世界のトップになるまで練習を積み、ここまで泳げることに驚かされる。いや、それ以前に自分の裸をさらけ出して、堂々と戦う姿に感激した。

手足の不自由なこどもが、生まれたときご両親はどんなに驚き、嘆き悲しんだだろうか。しかし、本人はその体で一生生きていく。不幸だと決めつけるのは周囲の者たちだ。彼らは、「幸」の文字を名前に付けられて、私達を幸せにしてくれる存在となった。

 

ponsharaは、杖を使って歩いている腰の曲がったばあさんだが、なんのなんの。まだまだ、これからだ。一歩一歩どこへでも歩いていける。

体中、悪い所だらけだが美幸さんと孝幸さん、英孝さんたちがその姿で示してくれた感激を胸に、この体を愛おしんで生きていこうと思った。