アマゾンプライム・ビデオ鑑賞  コールドケース  ★★★★☆

コールドケースシーズン1から7全作品を昨夜見終えた。どの作品も、まず殺害される人が数分間登場してから、しばらくすると死体となって映される。それは、1940年代だったり数年前だったり。時代も社会背景も、殺された人の職業年齢、人となりも全て違う。その当時に流行したアメリカの音楽が流される。

迷宮入り事件を解決するのは、フィラデルフィア市警殺人課の中年刑事たち。皆個性的で、美人で気の強いリリー・ラッシュ刑事が主人公だ。彼らの家庭の事情も時々描かれている。

リリーの生育環境は非常に悪い。彼女は10歳の頃、夜母親に酒を買いに行かされて、チンピラから酷い暴行を受ける。・・・。長じて彼女は、正義の味方の警官になり、成績優秀だったので、殺人課の刑事となる。彼女のボスは、彼女が暴行されたときに助けてくれた刑事だ。

どの事件も、容疑者を特定して質問して矛盾点を突くという方法で、新たな容疑者を見つけて、順番に裏付けを取って最後に新犯人にたどり着く。マンネリドラマだが、アメリカ社会の抱える闇の部分が現されていて、必ず意外な人物が犯人であるのが、共通していた。

この稿続く。