3.11が近づいてきた

自分新聞を発行しているぽんぽん。今号のテーマは、フィッシング詐欺にあったことと鬼滅の刃の寸評、東日本大震災に関する記事、野鳥観察の写真と決めた。

昨日、萩尾望都『なのはな』をアマゾンより購入。今読み終えた。以前から読みたいと思っていた。福島原発事故後、2011年月刊フラワー8月号に彼女はこの作品を発表している。翌年2月までに被災地の少女が、祖母を津波で失った悲しみと原子力・ウランとプルトニウムの恐ろしさを擬人化して、描いている。

この本の紹介を記事にしようと思う。その他、震災を題材にしている本の紹介も。この10年、日本の作家は震災について様々な小説を書いている。

『バラカ』は震災そのものというより、悪魔のような男、仕事ができるが結婚できずそれでも子を持ちたい女、原発事故後も原発を推進しようとする権力者達に殺されていく「闘うひとたち」のことなど非常に多くのテーマが複雑に描かれすぎていて、桐野夏生ワールド全開の長編だが、・・・。これは、どう紹介しようか。

実は3月3日に発行したかった。令和3年3月3日の消印がほしくて。しかし、筆が進まず断念。

そこで、夫あてに葉書を出すことにした。3・3・3消印の葉書が今日か明日には届くだろう。

 

わが家の小さなお地蔵さん(青森の素焼き)を茶色の鉛筆でデッサンし、うれしいひなまつり 世界中の女の子の幸せを 祈ると書いた